「怒る」と「叱る」の違いについて

このことは保護者の皆さまも一度はお聞きになったかと思います。光が丘幼稚園では先生として「怒る」と「叱る」の違いを次のように表現しています。

怒る→感情的になって子ども達のことを一番に考えていない

叱る→感情的にならず子ども達が納得する、心に響く指導

どちらがいいのか一目瞭然です。読んで字のごとく「怒る」には心があります。これは感情が入ると読み取れます。一方「叱る」は口があります。大人の言葉で納得させるのです。例えば「ごめんなさい」を言うことで大人が「よし」とするのではなく、次に同じことをしないように子どもが納得することが伝わることが大事です。1度伝えて子ども達に100%伝わるならば、世の中おりこうさんの子ども達ばかりです。根気強く、繰り返し繰り返し伝えるのです。できるだけ感情が入らないように・・・大人がヒステリックになってはいけません。冷静に・・・。子どもは大人の顔色をうかがう子に育ってしまうかもしれません。怒られないために行動を起こす子どもはさみしいです。自分で自分をコントロールする訓練をする時期、それが今、幼児期です。失敗を繰り返しながら・・・親も失敗を繰り返しながら・・・私も親として失敗の連続です・・・マニュアルがないから楽しい、それが「子育て」「親育ち」です!

※文書と写真は関係ありません