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指示待ち症候群
「指示待ち症候群」ってお聞きになられたことはあると思います。自分から動こうとしないというあまりいいイメージではありません。ただし、その人が本当に悪いのかというとそうではないようです。周りの人が指示を出しすぎて、その指示がないと動けない、自分で考えるということの経験がないことも原因の一つだそうです。私達大人は「あれしなさい、これしなさい」と指示を出しすぎていませんか?私は職員から「これはどうしたらいいですか?」と質問が来たら「先生自身はどう思うの?」聞き返しています。そうすると自分なりの結論をもって質問してくるように少しずつ変わっています。考え方や答えを伝えることは大切ですが、自分で考えるという時間も必要です。難しいことはヒントをあげたり、二択などの選択制にしてあげてもいいと思っています。うちの子は指示されるまで動かない、会社では部下の動きが悪いといったことは結構自分に原因があるかもしれません。「生きる力」を育むためには自分で考え、悩み、自分なりの結論を出す経験をしておくことも必要です。「失敗は成功のもと」自分で出した結論が間違ったり失敗したりしても「自分で結論を出した」ことは認めてあげてほしいです。