平成24年 5月 ご褒美

昨年、小学校の運動会を見学しているとかけっこのゴールの所でお孫さんに、「1等だったから500円あげるね」と声をかけているおばあちゃんがいました。う~んと考えてしまいます。「これをがんばったらこれをあげるからね」という声掛けは100%ダメだとは思いませんが、少し寂しくなります。何位だったから等、結果によって物を変えたりするのではなく、過程や、最後まで頑張ったことを認めてご褒美をあげてほしいです。もちろん結果も大事なこともあります。それは口頭で褒めてあげたり、他のことにつなげたりすることに意味があると思います。私の口癖になっていますが、経験を通して子ども達に何が育ったのか、子ども達が何を感じ取ったのかが大事です。そこを共有してあげられる家庭、そして幼稚園でありたいです。