約束を守る子に育ってほしいと願うのは全ての親に共通することです。しかしながら完璧に約束を守るということは子どもにとって難しいことです。守ることは守らないことで守るようになるものが子どもの世界です。もし、約束を破ったら、約束を守ることはこういうことなのだよということを経験させること、例えば、「しまった！」という経験や、約束を守らなかったから罰（体罰ではありません）を与えるということも必要に応じて行います。もちろん、心を痛める罰ではありませんよ。大人になって約束やルールを守らなかったら罰を受けることもあります。子どもだから許されるというのは甘やかしと言える部分もあります。「未来の大人たち」に優しさと同時に厳しさも与えて、経験させてあげると将来困ることが少なくなると思います。小さいことからコツコツと根気強く指導です。くれぐれも言葉かけが激しくならないように気を付けてくださいね。そして、まずは周りの大人たちが約束を守る事が一番大事かもしれません。