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踏んばれ!歯を食いしばれ!
この言葉、今では死語に近いような気がしますが、私は運動会の練習中(特に青組さんのリレーやブルーパワー)に何度も使いました。踏んばるというと、昔はトイレが和式で毎日しゃがんでいました(しゃがむ事が少なくなったのも体力低下の原因の一つと言われています)。歯を食いしばるというとビンタをされる直前のイメージがありますね。だから死語なのでしょうか?それはさておき、今、「不快」「不便」「不足」の経験が足りないようです。快適で便利で物が満ち溢れている現代に経験できることは少ないです。運動会は熱中症は心配ですが、快適ではありませんし「不快」、簡単にできることはありませんし「不便」、力がないことを感じ「不足」、練習を重ねていきます。ある園長先生のお話しで「オリンピックに出る選手はもちろん、全国大会出場する人達は「楽」をしている人はいない。努力を重ねて苦労してやっと出場している」と言う話を聞きました。やはり「不快」「不便」「不足」を経験した人達は肉体的にも、精神的にも強くなるのですね。「根性論」も死語ですが、苦しいことを乗り越える経験も幼児期には必要なのかもしれません。