「女子の武士道」の著者、石川真理子氏の話を聞く機会がありました。「子育てで一番大事なことを一つだけ挙げるとしたら」という質問に対して、「忍耐(がまん)」をさせる事を挙げられました。全て親が準備をしたり、物を豊富に与えたり、ご飯も好き嫌いで簡単に残したり、子どものトラブルに全て大人が介入したりということではなく、何でも我慢させる事を経験させるといいそうです。我慢することは社会に出てから必要なことなので、幼児期に経験させなければ!とおっしゃっていました。私も何度もお伝えしていますが、子育ての最終目標は「自立(律)」です。子ども達に対して保護者が道を作って線路までひいてあげる「優しさ」ではなく、失敗や挫折、思い通りに行かないこと、嫌だなぁと思うこと等を経験させてあげる「優しさ」も必要です。幼稚園ではこれらの事を遊びを通してたくさん経験してほしいです。石川真理子氏のお話は保護者の皆様にも是非お聞きいただきたい内容でした。機会があれば宮崎にお招きしたいです!