何のために

「トイレのスリッパを並べましょう」これは誰でも理解していることだと思います。どうして並べるか分かっていますか？先日、トイレのスリッパ（他の人の分）を並べている子がいて、「スリッパを並べてくれて先生は嬉しい」と伝えました。そして「どうして並べるか知ってる？」と教えてあげようという気持ちで質問をしました。そうすると「次の人が使いやすくするため」と答えました。スリッパを並べて褒めてもらおうとか、他の人がやっているからとかという理由ではなく、次の人のためにという気持ちで並べていてくれたことに感激しました。しかも、４月に入園した幼稚園には３か月ほどしか登園していない桃組さんです。何のためにが伝わっていることは誇りです。私達教師も子ども達がしている「こと」だけではなく、意味を理解して行っている「こと」かどうかを大切にしなければと改めて感じました。トイレのスリッパを並べるという行為ではなく、意味を理解していれば、自宅に帰ってきた時も病院に行った時もよそのおうちにあがるときも自然と履物を揃えることができるでしょう。子ども達がいう「履物を揃える」の最後はこう締めくくられています。「そうすればきっと世界中の人の心もそろうでしょう」

５日午前中に行ったPCR検査の結果、全員陰性が確認されました。

ご報告いたします。

幼稚園学童塾に在籍している小学生が新型コロナウイルスのPCR検査において４日午前中に陽性が確認されました。

５日の午前中に濃厚接触者に特定された方全員のPCR検査を幼稚園の駐車場にて行いました。

今後も行政との話をさせていただいて、対応いたします。

保護者同士の挨拶

先日保護者との話の中で、幼稚園に登園する時の挨拶の話題になりました。そのお父さんは昨年よりも保護者同士で挨拶すること（顔見知りではないから挨拶されること）が多くなったように感じるということを聞きました。統計を取ったわけではありませんし、一保護者の感想かもしれません。しかし、挨拶しましょうと保護者にお話ししたこともありませんし、自然発生的に挨拶をする雰囲気になっているのだと思うと私は嬉しいです。保護者同士の挨拶は私が感じることの出来ない部分です。保護者が挨拶していたら、子どもも挨拶することが当たり前になってきます。子どもにとってもいい環境ですね。