ちょっと元気のいい男の子が私のお腹をポンポン叩きます。叩きたくなりますよね。気持ちは十分わかります。調子にのって叩くのは、妊婦さんのお母さんのお腹を叩いても困りますので、ふざけすぎは時々注意します。しかし、先日、朝のバスから降りてきて「園長先生おはようございます!」と大きな声で挨拶してきたので、ぎゅっと抱きしめて、耳元で「○○君が大きな声で挨拶すると、他のお友達も元気な声で挨拶するよ。みんなのお手本になってね」と声をかけると、うなずいてニヤッとして自信たっぷりに歩いてクラスまで歩いていきました。それから、私のお腹を調子にのって叩くことはありません。ダメなことをダメと伝えるのも大事ですが、いいところを引き出してあげると、ダメなこともやらなくなることもあります。大人はダメなことを指摘したがりますが、いいところをたくさん見つけて褒めてあげると子ども達も自信がつきますね!ダメなものはダメと同時にいいところ探しもしたいものです。