何度もお伝えしていますが、まずは何でも受け入れることからです。たたかれた、たたいた等のトラブルも全て受け入れることです。これは大人の根気が必要ですので、難しいです。ポイントはオウム返しをしてあげる「気持ち」です。「たたいた」と話せば「たたいてしまったんだね」と言葉をそのまま返し、涙が出た時には「イヤなんだね」と気持ちを言葉にしてあげる。そうすることで子どもの視点から見てみると、自分を受け止めてくれる人だとなります。子どもの気持ちをしっかり受け入れた後に、子どもの話を聞くと、心を開きやすくなりますよ。このことは私が大学で学んだことの1つです。間違っても「なんでそんなことしたの?」とか「泣き止みなさい」ということを最初からは言わないようにしてあげてください。目的は子ども達の問題やトラブル、困っていることを解決する方法を一緒に模索することです。まずは受容し、寄り添ってあげて話を聞くことが大事です。