以前もお伝えしましたが、「ストーブは熱い」と伝えるには、100回口頭で伝えるよりも1度だけ少し熱いくらいのストーブを触らせた方が子ども達に伝わると言われています。「百聞は一見に如かず」ならぬ「百聞は一経験に如かず」です。幼稚園は経験をする場所です。国語、算数のような学習よりも生活の中のいろいろな経験から学んでほしいです。お友達の作り方も教えてもらうのではありません。経験していくことです。また、いいことばかりではありません。失敗すること、悲しむこと、悔しいこと、しまったと思うことも大切です。「それはダメよ」ではなく、人に迷惑をかけなければダメなことでもやらせてみてもいいものもあると思います。これから先、つまずいてもその困難を乗り切る力等、まさに「生きる力」を身につけた大人になるためにご家庭でも幼稚園でもいろいろな経験をしてほしいです。